一生に一度は行きたい〜・岐阜柳家

一生に一度は行きたい・柳家@岐阜
The restaurant that I want to once-in-a-lifetime went.【YANAGIYA@Gifu,Japan】

山の宝石箱が大切にしまわれているような。そんな表現がぴったりの岐阜県にもう随分昔に住んでいました。品川の駅から名古屋の駅までの間、ずっとその頃の、そう…言い表すならば一つ一つの記憶の奥の扉のようなドアに「トントン」とノックしていて少しずつ開けて行くように思い出しては扉を閉めていた気がします。

山の宝石箱、と表現したのには理由がちゃんとあって、
宝石のように自然が送り出してきた色を持つ蝶が飛び交っていた記憶があるから。


輝きを増した水がまるでテニスブレスのようにきらきらと山を飾っていたから。


他にも、
さざれ石発祥の地で見たモスグリーンとさくらは淡いローズクオーツとペリドットのようだったから。


岐阜の川はどこかペリドットとエメラルドサファイアのブルーとアクアマリンのような淡い水色をうまく組み合わせたグラデーションだったから。


茅蜩が鳴き、日が暮れるまで川に足を浸らせて優しい風が身を包み込んでくれるあの時間が好きだったんですね。
下呂温泉からほど近い合掌村では藤が緑とうまく組み合わさっていた。それは細かく輝くアメシストのようだったから。


樹齢1500年以上の雪に包まれた淡墨桜は原石のような気がしたから。


淡墨桜は雪の中、ふと朝起きたら行ってみよう、と思って行ったんです。きっと今見なきゃ一生見れない。車を走らせて雪の中、どこまでも向かって行きました。雪の中の世界は耐える世界でもあるけれど耐えつつも美しい世界もあるのだと教えてもらいました。そこには意味があるのよ。誰もいない、誰も見に来ない時期でも必ず見てくれている人はいるのよ。私がこの雪の中で薄墨桜を見たように。
それが岐阜にいる最後の旅になります。それからトントン拍子で東京に戻り今に至ります。

今も全てあるのかなと考えます。あの頃は理由があって住んでいて、住んで見たら自分の性格に合っていて季節が送り出してくる四季の変化を感じるこの地でずっと暮らしてもいいと思っていた。1日1日身に起こることすべてがギフトだったあの頃が本当に懐かしかった。

新幹線が静岡を通過してしばらくすると窓から眩しいほどの冠雪をお披露目した富士山が見えてなんだか良いことがたくさん起こりそうな気配。
それからしばらくして名古屋駅に。東京より寒く少し冷えた名古屋の都会の空気。そこから中央本線で瑞浪駅へ。窓からの都会の景色が少しずつ変わって、天気がいいから空が広い。どこまでも広く雲ひとつの動きが賑やかで。

瑞浪駅はほんの少し懐かしさ感じる駅。

時間がゆっくり流れるこんな駅が今も好き。

瑞浪での観光は2つ。

世界一大きな狛犬を見に

瑞浪は美濃焼の街なんです。瑞浪から車を借りて20分弱。山と山の間の道を通って伺います。途中山と山の小さな小川がいくつも目に入ります。北のほうを見ると冠雪の山々も。
岐阜の冬も久しぶりです。

狛犬は八王子神社というところにあります。行くと「あ、あったあった」と分かるようなところに有って近くに行くと足元には小さな狛犬が。「こっちの世界によっていく?」と会話できそうな愉快で賑やかな雰囲気。

美濃焼で作られているのがポイントです。神社にあるということもあって、狛犬の裏にはちょっとした山林も。


静かなこの場所に存在感のある狛犬は座っています。でもね、狛犬さんには申し訳ないのだけど・・・めっちゃ歯磨きしてあげたくなるくらい歯がきになる。そして愉快な笑い顔が面白い。

狛犬近くなら、お昼はこちら「いむなや」さんで

お昼過ぎということもあって、狛犬のすぐ近くには手打ちうどんで有名な「いむなや」さんがあります。一つ一つ丁寧に作っていて、結構な量です。地元の人が愛し、集う温かいお店です。私は鍋焼きうどんにしました。食べると熱々。さっぱりとしたお出汁で好み好み。都会に比べたらなんてことないお店だけど、この地域ならではの暖かさの雰囲気があるお店は大好き。そこに自然と溶け込む私はやっぱり「田舎者」なんですね。

ほんのちょっと観光スポット♪竜吟湖へ

それにしても車があると観光は便利。今回はレンタカーを借りたのですが色々なところにすいすいと行けます。観光で最後に向かったのは竜吟湖。以前同じ名前のレストランのオーナーさんが岐阜によく行っていて思い入れのある地域だったらしく、行って見たかったんですね。
実際行くと湖が・・・

ひ、ひろがってない・・・(笑)え〜〜〜!なんかすっごい期待しただけに面白い!
けれど広々としていて山に囲まれ、リラックスした場所です。そこから少しばかり降りて竜吟の滝へ。滝が色々ありすぎたのですがマイナスイオンを感じて。まだ紅葉の名残があって癒されますな。

柳家さんってこんなところでした

さて、時間が来たので待ち合わせです。柳家さんへは瑞浪の駅からタクシーか、ある程度人数が集まれば送迎してくれるそうです。今回は常連さん繋がりの方にお誘いいただいたのでそのあたりは任せっきりでした。お店に着けば丁寧に案内してくださいますし最初に「何時の電車でお帰りですか」と聞いてくれるので安心できます。

猪や熊のお肉、そして素晴らしいワインもいただきました。

いきなりお肉がどーんと出てくるのでそこが普通の都会のレストランのコースと違うところ。つまみが最初に出るけれど前菜という感じではなく。あ、これが地方の田舎の料理でいいところなんだなと初心者でしたが感じました。

焼いたら手渡されるので熱いうちにどうぞ♪

それにしてもいろりの暖かさが心地よくて。

熱くて燃え尽きるんじゃないかと思うくらい結構汗かきましたけどね。

いつかまた、機会があったらこれたらいいなと思います。

 

いい思い出となりました。


柳家 About YANAGIYA

住所と電話番号address&phone

〒509-6361 岐阜県瑞浪市陶町猿爪573−27

【TEL】0572-65-2102

Yanagiya`s MAP

柳家さんのお料理の値段って?

ちなみに今回は料理代は10人で割ってワイン込みで¥25000くらいでした。

2017-01-07 | Posted in ◉Foodie食べ歩き, ◉New, ◉trip旅, shorttrip小旅, 和食・寿司Comments Closed 

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